その他
コエンザイムQ10
Coenzyme Q10 / CoQ10 / Ubiquinone / Ubiquinol
Related Concerns
関連する課題
慢性疲労
日中の倦怠感・疲れが抜けない
筋肉の回復
運動後の回復・筋肉の張り
認知機能
頭のクリアさ・記憶・判断
Suggested Benefits
研究で示唆されている作用
- 細胞エネルギー産生への関与 B
ミトコンドリアの電子伝達系で中核的役割
- 抗酸化作用 B
- 運動パフォーマンス・回復への関与 B
- スタチン服用時の筋症状軽減 B
概要
コエンザイムQ10はミトコンドリアの電子伝達系でエネルギー産生(ATP合成)の中核を担う脂溶性成分です。体内で合成されますが加齢で減少し、40代以降は補給を意識する層が増える成分です。
ユビキノンとユビキノール
- ユビキノン: 酸化型。古くからある形態で安価
- ユビキノール: 還元型。吸収率が高く、高齢者・吸収低下者に選ばれる
研究で示唆されている作用
エネルギー代謝・抗酸化領域での研究が中心です。特にスタチン系コレステロール低下薬はCoQ10合成を阻害するため、服用者の筋症状軽減を目的とした補給が研究されています。
注意事項
- ワルファリンとの相互作用が報告されています
- 脂溶性のため食事と共に摂ると吸収が向上します
本ページの情報は一般的な情報提供を目的とするものであり、医学的アドバイスではありません。持病のある方・服薬中の方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
Recommended Intake
推奨摂取量
| 出典 | 研究では1日100-300mgが用いられる |
|---|
Interactions
相互作用
| 相手 | 種別 | 内容 |
|---|---|---|
| ワルファリン | 注意 | 抗凝固作用への影響報告あり |
| スタチン系(コレステロール低下薬) | 相乗 | スタチンがCoQ10合成を抑制するため補給する設計 |
Food Sources
主な食品源
- いわし・さば
- 牛肉・豚肉
- ブロッコリー
- ほうれん草
Precautions
注意事項
一般的な注意
- ワルファリン服用中は医師相談(相互作用報告あり)
- 加齢で体内合成が低下するため40代以降で意識される傾向
Related Research
関連する学術研究
- Evidence A RCT 2014慢性心不全における罹患率・死亡率に対するCoQ10の効果(Q-SYMBIO: ランダム化二重盲検試験)
慢性心不全患者420名を対象に2年間、CoQ10 100mgを1日3回投与した結果、主要心血管イベント(MACE)がプラセボ群15%に対しCoQ10群10%と有意に低下し、全死亡率も有意に減少した。CoQ10を標準治療に追加する意義を示す代表的RCTである。
- Evidence B RCT 2014コエンザイムQ10補給によるスタチン関連の軽度〜中等度筋症状の軽減(ランダム化臨床試験)
スタチン治療に伴う筋肉痛(ミオパチー)を訴える患者にCoQ10を30日間補給した結果、筋痛スコアが有意に改善し、日常生活への干渉度も低下した。
References