ビタミン
ビタミンB12
Vitamin B12 / Cobalamin
Related Concerns
関連する課題
慢性疲労
日中の倦怠感・疲れが抜けない
認知機能
頭のクリアさ・記憶・判断
集中力
集中の持続・午後のパフォーマンス
気分
気分のムラ・メンタルバランス
Suggested Benefits
研究で示唆されている作用
- エネルギー代謝のサポート A
欠乏時のエネルギー低下・巨赤芽球性貧血が明確
- 神経機能のサポート A
- 気分への関与 B
概要
ビタミンB12は動物性食品にのみ含まれる水溶性ビタミンで、神経機能・赤血球形成・DNA合成に関わります。菜食主義者や高齢者は吸収低下・摂取不足で欠乏リスクが高くなります。
研究で示唆されている作用
神経機能とエネルギー代謝に不可欠な成分で、欠乏時には慢性疲労・集中力低下・気分症状・手足のしびれ等が生じることが報告されています。補給による改善は欠乏者で特に顕著です。
食品からの摂取
動物性食品(レバー・魚介・卵・乳製品)に含まれ、植物性食品にはほぼ含まれません。ヴィーガンは強化食品またはサプリメントが推奨されます。
注意事項
- PPI(胃酸分泌抑制薬)やメトホルミンを長期服用中の方は吸収低下に留意してください
- 葉酸を単独で高用量摂取するとB12欠乏が見逃されるリスクがあります
本ページの情報は一般的な情報提供を目的とするものであり、医学的アドバイスではありません。持病のある方・服薬中の方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
Recommended Intake
推奨摂取量
| 男性 | 2.4 µg/day |
|---|---|
| 女性 | 2.4 µg/day |
| 上限 | 耐容上限量は設定されていない(水溶性のため過剰分は排泄) |
| 出典 | 日本人の食事摂取基準(2020年版) 厚生労働省 |
Interactions
相互作用
| 相手 | 種別 | 内容 |
|---|---|---|
| 葉酸 | 相乗 | 相互に代謝で関与。単独補給では葉酸過剰で欠乏が隠れるリスク |
| プロトンポンプ阻害薬(PPI) | 吸収への影響 | 長期服用で吸収低下 |
| メトホルミン(糖尿病薬) | 吸収への影響 | 長期服用で欠乏リスク |
Food Sources
主な食品源
- 牛レバー・鶏レバー
- しじみ・あさり
- 魚類(さんま・さば)
- 卵・乳製品
- 強化食品(シリアル等)
Precautions
注意事項
一般的な注意
- ヴィーガン・厳格な菜食主義者は不足リスク高(動物性食品にのみ含まれる)
- 50歳以上では吸収低下が起こりやすい
- 胃酸分泌を抑える薬(PPI等)長期服用で吸収低下
Related Research
関連する学術研究
- Evidence B RCT 2010Bビタミンによるホモシステイン低下が軽度認知障害の加速的脳萎縮を抑制する(VITACOG試験)
高用量Bビタミン(葉酸0.8mg + B12 0.5mg + B6 20mg)を2年間投与した群では、プラセボ群と比較して脳萎縮の進行速度が平均30%抑制された。特にベースラインのホモシステイン値が高い群で効果が顕著だった。
References