ハーブ
クルクミン(ウコン)
Curcumin / Curcuma longa
Related Concerns
関連する課題
筋肉の回復
運動後の回復・筋肉の張り
姿勢由来の痛み
肩こり・腰痛・首の張り
気分
気分のムラ・メンタルバランス
認知機能
頭のクリアさ・記憶・判断
Suggested Benefits
研究で示唆されている作用
- 抗炎症作用 B
複数の炎症マーカー低下が報告
- 関節・筋肉の違和感サポート B
- 気分バランスへの関与 B
- 認知機能への関与 C
概要
クルクミンはウコン(ターメリック)に含まれるポリフェノール系の成分で、抗炎症・抗酸化作用が多数の研究で報告されています。日本では肝機能サポートで知られる一方、海外では関節・気分・認知領域での研究が主流です。
研究で示唆されている作用
炎症マーカー(CRP・TNF-α・IL-6等)の低下が多数研究で報告されています。関節・筋肉の違和感、気分バランス領域での補助的役割も示唆されています。
吸収率の課題
クルクミンは単体では吸収率が極めて低いため、以下の形態が推奨されます:
- ピペリン(黒胡椒抽出)配合製剤
- リポソーム化
- フィトソーム化(Meriva®等)
- ナノ化
注意事項
- 抗凝固薬・抗血小板薬を服用中の方は医師相談が必要です
- 胆石症・胆道閉塞の方は摂取を避けるか医師相談してください
- 肝機能に問題のある方は食品としてのウコン摂取でも医師相談
本ページの情報は一般的な情報提供を目的とするものであり、医学的アドバイスではありません。持病のある方・服薬中の方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
Recommended Intake
推奨摂取量
| 出典 | 研究では1日500-2000mgの標準化抽出物が用いられる |
|---|
Interactions
相互作用
| 相手 | 種別 | 内容 |
|---|---|---|
| 抗凝固薬 | 注意 | 血小板凝集抑制作用 |
| ピペリン(黒胡椒成分) | 相乗 | 吸収率を大幅に向上 |
| 脂質 | 吸収への影響 | 脂溶性のため食事の脂と共に摂取で吸収向上 |
Food Sources
主な食品源
- ウコン(ターメリック)
- カレー
Precautions
注意事項
一般的な注意
- 単体では吸収率が低いためピペリン配合・リポソーム製剤が一般的
- 抗凝固薬・胆石保有者は注意
- 高用量で胃不快感の可能性
禁忌
- 胆道閉塞
- 胆石症(医師相談)
Related Research
関連する学術研究
- Evidence B RCT 2018非認知症成人における生体利用性の高いクルクミン摂取が記憶・気分・脳内アミロイド/タウに及ぼす効果(18ヶ月二重盲検プラセボ対照試験)
生体利用性の高いクルクミン製剤(Theracurmin 90mg×2回/日)を18ヶ月投与した結果、言語記憶と視覚記憶の検査成績が有意に向上し、気分評価も改善。PET画像では扁桃体・視床下部のアミロイド・タウ蓄積がプラセボより低い傾向を示した。
- Evidence B メタアナリシス 2014クルクミノイドは臨床的に有効なCRP低下剤か? メタ分析によるエビデンス
6件のRCTを統合した結果、クルクミノイドの補給は血清CRP(C反応性タンパク質)を有意に低下させた。炎症マーカーの改善を通じた全身性炎症の軽減効果が示唆された。
References