アミノ酸
グリシン
Glycine
Related Concerns
関連する課題
睡眠の質
寝つき・中途覚醒・朝の疲労感
慢性疲労
日中の倦怠感・疲れが抜けない
認知機能
頭のクリアさ・記憶・判断
Suggested Benefits
研究で示唆されている作用
- 睡眠の質のサポート B
深部体温の低下を促し、入眠・睡眠効率の改善が示唆
- 翌朝の疲労感軽減 B
- 日中の認知機能への関与 C
概要
グリシンは最小のアミノ酸で、コラーゲンの3分の1を構成する主要成分です。睡眠の質への関与が日本の研究(味の素)を中心に報告されており、サプリメント成分として注目されています。
研究で示唆されている作用
就寝前3gのグリシン摂取が、末梢血流増加と深部体温低下を介して入眠・睡眠効率の改善に関与することが複数のRCTで報告されています。翌朝の疲労感軽減と日中の認知機能への好影響も示唆されています。
食品からの摂取
ゼラチン・コラーゲンに豊富に含まれ、豚皮・鶏皮・魚のゼラチン部分に多く存在します。
注意事項
- 大量摂取時の長期安全性データが限定的です
- 抗精神病薬を服用中の方は医師相談が推奨されます
本ページの情報は一般的な情報提供を目的とするものであり、医学的アドバイスではありません。持病のある方・服薬中の方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
Recommended Intake
推奨摂取量
| 出典 | 研究では就寝前3gの摂取が用いられる |
|---|
Interactions
相互作用
| 相手 | 種別 | 内容 |
|---|---|---|
| クロザピン | 注意 | 薬効への影響が報告されている |
| L-テアニン・GABA | 相乗 | リラックス・睡眠目的の配合で用いられる |
Food Sources
主な食品源
- 豚ゼラチン・鶏皮
- 魚(エビ等)
- 大豆製品
Precautions
注意事項
一般的な注意
- 大量摂取時の安全性は十分検証されていない
- 一部の抗精神病薬(クロザピン)との相互作用報告あり
Related Research
関連する学術研究
- Evidence B RCT 2016グリシンとL-テアニンの経口投与は健康成人の入眠潜時を短縮し睡眠の質を改善する
グリシン3g + L-テアニン200mgの就寝前摂取で、入眠潜時の短縮と自覚的睡眠の質改善が観察された。ポリソムノグラフ指標でも睡眠効率の向上が示された。
- Evidence B RCT 2007グリシン摂取はヒト被験者の主観的睡眠の質を改善し、ポリソムノグラフ指標の変化と相関する
就寝30分前のグリシン3g摂取が、ポリソムノグラフ指標の改善(徐波睡眠潜時の短縮、睡眠効率の向上)および翌朝の主観的疲労感の改善と関連した。
References