ビタミン
ビタミンB6
Vitamin B6 / Pyridoxine
Related Concerns
関連する課題
PMS
月経前症候群・周期性の不調
気分
気分のムラ・メンタルバランス
慢性疲労
日中の倦怠感・疲れが抜けない
認知機能
頭のクリアさ・記憶・判断
Suggested Benefits
研究で示唆されている作用
- アミノ酸代謝・神経伝達物質合成 A
セロトニン・ドーパミン・GABA合成に関与
- PMS症状への関与 B
- 気分バランスへの関与 B
概要
ビタミンB6はアミノ酸代謝の補酵素として、神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン・GABA)の合成に関与します。気分・PMS・認知領域で研究が豊富な水溶性ビタミンです。
研究で示唆されている作用
PMS症状・気分バランス・つわり(妊娠期悪阻)に対する研究が報告されています。神経伝達物質合成の基盤を支えるため、欠乏時には疲労・気分症状が生じることがあります。
注意事項
- 高用量長期摂取(100mg/day以上を数ヶ月以上)で可逆性の末梢神経障害が報告されています。自己判断の高用量摂取は避けてください
- レボドパ・ペニシラミン等の薬剤との相互作用があります
本ページの情報は一般的な情報提供を目的とするものであり、医学的アドバイスではありません。持病のある方・服薬中の方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
Recommended Intake
推奨摂取量
| 男性 | 1.4 mg/day |
|---|---|
| 女性 | 1.1 mg/day |
| 上限 | 45-55 mg/day(耐容上限量) |
| 出典 | 日本人の食事摂取基準(2020年版) 厚生労働省 |
Interactions
相互作用
| 相手 | 種別 | 内容 |
|---|---|---|
| レボドパ(パーキンソン病薬) | 拮抗 | 薬効を弱める可能性 |
| ペニシラミン | 拮抗 | B6欠乏リスク |
| 経口避妊薬 | 吸収への影響 | B6代謝への影響 |
Food Sources
主な食品源
- マグロ・カツオ
- 鶏むね肉
- バナナ
- じゃがいも
- ナッツ類
Precautions
注意事項
一般的な注意
- 高用量長期摂取で感覚性末梢神経障害の報告
- 100mg/day以上の長期摂取は避けるべき
Related Research
関連する学術研究
- Evidence B RCT 2010Bビタミンによるホモシステイン低下が軽度認知障害の加速的脳萎縮を抑制する(VITACOG試験)
高用量Bビタミン(葉酸0.8mg + B12 0.5mg + B6 20mg)を2年間投与した群では、プラセボ群と比較して脳萎縮の進行速度が平均30%抑制された。特にベースラインのホモシステイン値が高い群で効果が顕著だった。
- Evidence B 系統的レビュー 1999月経前症候群(PMS)治療におけるビタミンB6の有効性(システマティックレビュー)
9件のRCT(940名)を統合した結果、1日100mgまでのビタミンB6はプラセボと比較してPMSの全体症状を有意に改善した。特に抑うつ気分の改善で効果が認められた。
References